出演者プロフィール

※五十音順

悦田 比呂子 えつだ ひろこ(ソプラノ)

 

 国立音楽大学大学院(フランス歌曲)を首席にて修了。第67回日本音楽コンクール声楽部門第3位。第13回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位。1994年プラシド・ドミンゴ世界オペラコンテスト日本ソプラノ部門優勝の他、国内外の数多くのコンクールに上位入賞。「フィガロの結婚」の伯爵夫人役でデビュー後、「トスカ」「椿姫」「サンドリヨン」のタイトルロール、「コシ・ファン・トゥッテ」、「ラ・ボエーム」「魔笛」「こうもり」など数多くのオペラの主要な役を演じ好評を得る。国立音楽大学、洗足学園音楽大学・大学院講師。二期会会員。

 


柏木 瑞恵 かしわぎ みずえ(ソプラノ)

 

 国立音楽大学声楽科卒業、同大学院オペラ科首席修了。同大学院主催『フィガロの結婚』でスザンナ役を演じる。サントリーホールデビューコンサート出演。阿部富美子氏にフランス歌曲を学ぶ。エコール・ノルマルパリ音楽院声楽科審査員全員一致により首席修了。同音楽院演奏家課程修了。キャロリーヌ・デュマ、パリ・オペラ座chef de chant シモーヌ・ブロン各氏に師事。パリ・コルトーホール、アリアンス劇場にてリサイタル出演。U.F.A.Mパリ国際声楽コンクール1位。帰国後サントリーホールにてリサイタル出演。聖ドミニコ学園中学高等学校教諭。

 


©井村 重人
©井村 重人

可児 聡子 かに さとこ(ソプラノ)

 

 名古屋自由学院短期大学卒業、国立音楽大学卒業、同大学院声楽専攻オペラコース修了、その後フランスに留学、中部読売新人演奏会、岐阜日日新聞新人演奏会等に出演。第9回 、第10回、日仏声楽コンクール入選。フランス歌曲を中心に、名古屋、可児市、東京にてソロリサイタル開催、その他、多数の演奏会出演。阿部富美子、ウヴェ•ハイルマン、中村智子、別所恵子、星野行則、藤吉恵美子、ファブリス•ブロンジェ(リヨンコンセルヴァトワール教師)各氏に師事。

 

*出演者からのメッセージ(可児聡子)はこちら

 


桑原 新 くわはら あらた(ソプラノ)

 

 国立音楽大学声楽科卒業。同大学院歌曲科修了。二期会オペラ研修所修了。イタリア、サンタ・キアーラ・マスタークラス修了。卒業演奏会で最終演者を務め、イタリアの聴衆の好評を得る。現在、声楽講師をする傍ら、子どもたちに寄り添った音楽を伝えるため、施設や小中学校への出張オペラや、親子向けコンサートに出演している。

 


塩田 美奈子 しおだ みなこ(ソプラノ)

 

 国立音楽大学大学院首席修了、文化庁オペラ研修所第Ⅵ期修了。劇団四季「オペラ座の怪人」カルロッタ役でミュージカル デビュー後、二期会オペラ「椿姫」ヴィオレッタ役でオペラ主演デビュー。第19回イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞、ジロー・オペラ新人賞、アリオン賞、五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞。五島記念文化財団留学生としてミラノに留学。抜群の歌唱力と豊かな表現力、ジャンルを超えた活躍で《オペラ女優》と評されている。二期会会員。二期会スペイン音楽研究会代表。二期会オペラ研修所講師。洗足学園音楽大学教授。国立音楽大学講師。


中村 一枝 なかむら かずえ(ソプラノ)

 

 国立音楽大学声楽科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。イタリア・サンタマルゲリータ夏季講習会参加、修了コンサートに選抜され出演。「わたしのミニコンサート」優秀賞。オペラでは文京区民オペラ「ラ・ボエーム」ムゼッタ、府中シティ・ミュージック・ソサエティ「カルメン」ミカエラ、「リゴレット」ジルダ、「ルチア」タイトルロールなどに出演。日本オペラ振興会団会員委員会企画のシリーズコンサートに連続出演。近年はベルカント作品のコンサートでも好評を博す。藤原歌劇団団員、日本オペラ協会会員。

 


中山 明美 なかやま あけみ(ソプラノ)

 

 5歳よりピアノを始める。国立音楽大学在学中に奨学金を得て渡仏。同大学大学院修了。フランス音楽コンク-ル入賞を経て渡仏。フランス国立パリ高等音楽院修了。パリを拠点としてヨーロッパ各地でオペラ、オラトリオ、歌曲リサイタルに出演。ラジオ、テレビ出演、録音多数。ピエール ブーレーズ、パリ管弦楽団アンサンブル、スティングと共演。またパリ市のコンセルバトワール、フランス各地のマスタークラスなどで後進の指導にもあたり、この春に帰国。

 


森 裕美子 もり ゆみこ(ソプラノ)

 

 国立音楽大学声楽科卒業。同大学院歌曲科修了。2006年より約3年間渡伊。日本にて文化庁本物のオペラ体験授業、まつもと市民オペラ、二期会本公演、合唱ソリスト、新宿コマ劇場祭典等、伊にて「リゴレット」ジルダ役でGarbis Boyagianと共演、プッチーニフェスティヴァル等多数のコンサートに出演。第10回日仏声楽コンクール入選。第4回ベルカント・ソプラノコンコルソ第2位、第12回アルカモ国際オペラコンクール日本代表。二期会会員。YAMAHA健康と歌認定講師。アルテリーベ新橋にレギュラー出演中。

 


山田 育子 やまだ いくこ(ソプラノ)

 

 国立音楽大学声楽学科卒業、同大学大学院声楽専攻オペラコース修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部マスターコース第22期修了。その後、渡伊。フィレンツェにて研鑽を積む。第11回日仏声楽コンクール入選。「コシ・ファン・トゥッテ」(デスピーナ)、「ジャンニ・スキッキ」(ネッラ)等に出演。新国立劇場「リゴレット」(小姓)、「ローエングリン」(小姓)のカヴァーを務める。これまで、阿部富美子、故塚田京子、伊藤晶子、M.Rinaldi、V.Barcellesiの各氏に師事。新国立劇場合唱メンバー。

 


吉池 三雅 よしいけ みが(ソプラノ)

 

 東京都出身。国立音楽大学教育音楽科卒業。在学時から現在まで声楽を阿部富美子先生に師事。主に、フランス歌曲、モーツァルトのオペラ作品を中心に研鑽を重ねている。現在、都内私立中学校・高等学校非常勤講師として勤務する傍ら、フランス歌曲の演奏会等に出演し、活動を重ねている。

 


井熊 康子 いくま やすこ(ピアノ)

 

 桐朋学園大学音楽学部演奏学科(ピアノ)卒業。故岡林千枝子、平尾はるな、井上二葉の各氏に師事。京都フランス音楽アカデミー、イーストマン音楽学校夏期セミナーなどに参加。現在は主に声楽、合唱の伴奏者として演奏活動、レコーディングなどを行っている。NHK・FM出演。カーネギーホールにおける「Enjoy Japan」出演以来、海外演奏の機会も多い。日本演奏連盟、日本フォーレ協会、フランス歌曲研究会会員。

 


安田 結衣子 やすだ ゆいこ(ピアノ)

 

 京都市立音楽(現京都市立堀川音楽)高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部作 曲科卒業。同大学卒業時にアカンサス音楽賞受賞。 2007年、パリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に審査員の満場一致で入学、2010年、同音楽院を最優秀の成績で卒業。2011年の帰国後は日本を中心にピアニスト・作曲家として活動。2012年、第10回現代音楽演奏コンクール<競楽Ⅹ>入選。現在、東京藝術大学音楽学部、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、国立音楽大学非常勤講師。

 


山本 まり子 やまもと まりこ(プログラム・ノート、制作)

 

 国立音楽大学声楽科卒業後、お茶の水女子大学大学院で音楽学を学び、在学中DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてハンブルク大学音楽学研究所に留学。帰国後、博士(人文科学)。マーラー作品を中心にNHK交響楽団等で曲目解説や歌詞対訳を執筆し、FMでもゲスト解説。最近の著書に『キーワードで読む オペラ/音楽劇 研究ハンドブック』(共著)、論文「グリム、ベヒシュタインからマーラー《嘆きの歌へ》」等。現在、聖徳大学音楽学部教授、同大学SOA音楽研究センター長、早稲田大学オペラ/音楽劇研究所招聘研究員、日本声楽家協会理事。